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暴風域を伴い大雨を降らせた台風7号。本島地方は、台風の暴風域を抜けました。
沖縄気象台によりますと、本島地方は、2日昼前に台風7号の暴風域から抜け、2日午前10時半過ぎには本島全域の暴風警報は解除されました。
台風7号は、非常に激しい雨をもたらし、読谷村では、2日午前10時半までに24時間で162ミリの雨が観測されました。
また、那覇市と西原町で男性2人が風にあおられて転倒し、軽傷を負ったほか、うるま市で女性1人がドアに指を挟まれ大けがをしました。
沖縄電力によりますと、県内全域で最大4940世帯の停電が発生し、2日11時現在も780世帯で停電が続いています。
交通機関は、那覇と周辺離島を結ぶ定期便が1日に引き続き2日朝から全便欠航が決まっています。沖縄都市モノレールや路線バスは、2日朝から運行を再開しています。一方、空の便は、全日空で羽田行きや関西行きなど5便が欠航したほか、琉球エアコミューターが16便を欠航しています。
旅行で来ていた女性は、「昨日帰る予定だったんですけど飛行機飛ばなくて、仕事だったんですけど急遽お休み頂きまして」と話し、また別の社員旅行で来ていた女性は、「今キャンセル待ちなんで(帰れるか)全然わからないですね」と話していました。
台風は遠ざかっていますが、引き続き土砂災害などに警戒してください。