ノートから生まれる絆
きょうのめざせ甲子園は、抽選会で向陽高校と初戦で対戦することが決まった豊見城高校です。ノートから生まれる絆で夏に挑みます。
甲子園、春夏6季連続出場という旋風を巻き起こしてから40年。もう1度、夢の舞台を目指すことしの豊見城は、エース・仲田琢くんを中心に、打たせて取る守備が強味。
打撃では、4番・玉城朝輝くんを中心に、長打を期待できるクリーンナップが揃っています。
練習の合間を縫って、何かを書くマネージャーたち。その手元には、選手たちが提出した野球ノートが!
上里まなマネージャー「前はチームがバラバラで、野球ノートを始めたらなんか変わるんじゃないかなあと思って、この野球ノートを提案しました」
豊見城高校にとって、これはチームがひとつになるためのノート。部員2,3年生のノート37人分、その一人一人に毎日マネージャーがコメントを書いています。
當山堅太選手「前、自分がバッティングとか悪くなったりしたときに、書くことによって、自分がどんなやって打ててたとか、ちゃんと書かれてるので」
知念拓真主将「部員に対する考えもしっかりしてくれてて、とても感謝しています」
その中には、家族や仲間への思いも。
町田瑛美マネージャー「小学生の時から男の子ふたり育ててた母に、今年の夏はホームランボールをプレゼントしたい。めっちゃ思いが伝わるなあって」
宜保魁起選手「自分たちが野球できてるのは周りの保護者だったり、支えてくれるマネージャーのおかげなので、しっかり周りの人に感謝の気持ちを忘れないように、日ごろノートを書いています」
全力で支えてくれるマネージャーはチームの大切な力。ノートには、そんなマネージャーたちへの選手からの思いもつづられています。
町田瑛美マネージャー「普段はこんなに言葉にしてはあまり言われる機会はないんですけど、ノートを通してこんなに言ってくれるから、ちゃんと思ってくれてるんだなあって思って。単純にマネージャーは野球が好きで、がんばってる選手を支えたいし、強いチームになりたいなって思って」
ノートで結ばれたかたい絆。心をひとつに、この夏頂点を目指します!!!
上里まなマネージャー「最後の夏なので、部員のことを最後まで、笑顔で支えようと思います。(甲子園に)めっちゃ行きたいです」
『絶対勝つぞー!おー!』