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辺野古土砂投入は8月17日から 沖縄防衛局が通知

「埋め立て」に向け、大きく動き出しました。沖縄防衛局は12日、辺野古への土砂投入を8月17日と県に通知しました。

沖縄防衛局は12日、事前協議を終えたとして、県に対して赤土等流出防止条例に基づく「通知」を提出しました。文書で、防衛局は8月17日に土砂を投入する計画を伝えました。

大浜浩志環境部長は「厳正に審査を進めていくこととしております。審査の中で必要に応じて、立ち入り調査を実施するとともに改善の協議を求めてまいりたいと考えております」と話しました。

これに先立って、翁長知事は取材に応じ、辺野古の埋め立て承認の撤回について、県民投票の意義を認めた上で、県民投票前でも撤回する可能性を示唆しました。

翁長知事は「公有水面埋立法に違反していることを理由として撤回をするという判断は、県民投票の時期やその結果に縛られるものではありません。環境保全措置などについて看過できない事態となれば、私は躊躇することなく撤回を必ず行います」と述べ、県民投票前に撤回する可能性を示唆しましたが、8月の土砂投入前の撤回については言葉を濁しました。