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11日にアメリカ軍のF15戦闘機が墜落した事故。飛行停止を求める声が相次ぎました。
11日午前6時半ごろ、沖縄の南90kmの海上で訓練中のF15戦闘機が墜落した事故では、パイロットが重傷を負っています。
嘉手納基地の地元自治体で作る三連協は12日に沖縄防衛局を訪ね、事故原因が究明され公表されるまでの間、同型機の飛行を停止させるよう要請しました。
嘉手納基地のゲート前では「民間地域に落ちてからでは遅い」と平和団体のメンバーらが墜落事故に抗議。基地の撤去を訴えていました。
こうした中、県庁では謝花副知事が政府に抗議。アメリカ軍の機体整備や安全管理体制の抜本的な見直しを要請したほか、三連協と同じく、事故原因の究明まで同型機の飛行停止を求めました。
事故調査委員会による原因究明には通常数カ月から年単位の時間を要しますが、アメリカ軍は同型機の飛行停止は安全確保の手順などを見直す間の一時的な停止だと発表しています。