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豊見城対那覇商業の1戦は延長戦にもつれ込む熱戦。3年生の投手リレーで勝利をめざす那覇商に対し豊見城は2年生エース大城紳貴(しんき)が粘りの投球を見せます。試合は互いに譲らす1対1のまま延長戦へ。大城は10回11回とサヨナラのランナーを出すものの後続をピシャリとおさえピンチをしのぎます。

大城の力投を援護したい豊見城打線は延長12回。1アウト2塁の絶好のチャンスに1番金城のタイムリーで待望の2点目をうばいます!このあとも1点を追加し試合の流れを作ったかに見えました。

しかしその裏。那覇商8番沖野のライト前ヒットをきっかけに同点に追いつかれるとさらに満塁のピンチ!

4対3の逆転サヨナラ延長12回に及ぶ激戦を制したのは那覇商でした。2年生エースの夢は先輩達の思いとともに来年に引き継がれます。

大城投手「3年生がいるなかで一個下という立場だったんですけど、本当に先輩が毎回毎回がんばれっていってくれて、本当に延長サヨナラ12回という形、悔しい思いをしたんですけど、本当に先輩達のもとでマウンドの真ん中でやれて本当によかったです。」「自分は2年生からエースとしてこの1年間やってきて本当にあっという間だったので一日一日を大切にして、自分に甘えずに自分を鍛えて、夏は最後自分達の代で甲子園にいきます」