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泡瀬干潟埋立て工事の中止を求め、反対運動を続けている市民団体のメンバーが11月に韓国で開催されるラムサール条約国会議に参加することになり、記者会見が開かれました。

ラムサール条約国会議に参加するのは、泡瀬干潟を守る連絡会のメンバー7人です。出発をまえにメンバーらが17日に県庁で会見を開き「泡瀬干潟の重要性は環境省も認識しているが、いまだ条約への登録がなされず、初期の土地利用計画のまま工事だけが進行している」と指摘しました。

守る会共同代表の小橋川共男さんは「土地利用についてはいま白紙の状態。初期の計画の土地利用計画というのは破たんしているにもかかわらず埋め立てが進んでいる」と訴えています。

連絡会のメンバーは韓国の干拓地や貯水池など、保全指定地域の現状を現地NGOとともに見学して情報を交換するほか、各国のNGOがあつまる会議に参加し、パネル展示などを通して泡瀬干潟の重要性を訴えてたいと話しています。