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辺野古沖リーフチェック「良好な状態」

名護市辺野古沖で27日、自然保護団体がサンゴの生育状況を調査し、白化現象などの影響が回復傾向にあることがわかりました。

調査したのは、辺野古崎から南東にある長島の沖合で100メートルに渡って魚やサンゴの生息状況や海底の状態などを確認しました。その結果、サンゴが海底面を覆う割合を表す被度は、浅いところで、43.8パーセントで去年のおよそ2倍、深い所で48.1パーセントで去年のおよそ1.4倍と数値が回復していて、非常に良好な状態であることがわかりました。

調査した日本自然保護協会の安部真理子さんは「今回の調査地点は最も外洋にあるため影響が出にくい」とした上で、大浦湾などの調査地点では「被度が下がっている」と護岸工事の影響を懸念していました。