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国宝「玉冠」 あすから公開

かつて琉球国王が着用し、国宝に指定されている玉冠が4月27日から一般公開されるのを前に、4月26日に報道陣に公開されました。

2006年に国宝に指定された玉冠は、26日午後、那覇市歴史博物館で学芸員によって専用の桐箱から慎重に取り出されました。

玉冠は18世紀から19世紀にかけて作られた琉球国王が儀式の際に着用する冠で、12本の金の筋に金や水晶、サンゴなど7種類の玉が288個施されています。

玉冠は、戦前までは複数存在してましたが、沖縄戦で焼失し、現在残っているのはこの玉冠だけです。

毎年、春と秋の2回一般公開されていましたが、2018年の公開は27日から5月9日までのみとなっています。