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現職と新人の一騎打ちとなった沖縄市長選は、4月22日の開票の結果、現職の桑江朝千夫さんが新人に大差をつけて再選を果たしました。
沖縄市長選挙は開票の結果、自民、公明、維新が推した現職の桑江さんが3万2761票を獲得。新人の諸見里宏美さんに1万5152票の大差をつけて再選を果たしました。
選挙戦で桑江さんは4年の実績を強調し、1万人収容規模のアリーナ建設で、沖縄市の経済活性化を目指すと訴えたのが勝因につながりました。一方、諸見里さんは出馬の出遅れと、組織態勢を構築出来なかったことが最後まで響きました。
投票率は過去最低の47.27%で、前回よりも10.46ポイント下回りました。これで今年の市長選挙は1月の南城市長選を除き、自公が3連勝。知事選に向けて弾みを付けた形です。
この勝利に自民党県連の照屋守之会長は「オール沖縄という構図が壊れていって、これからの知事選挙に大きくつながっていくという、その戦いだったと思っています。(知事選に)大きな弾みがついたと思っています」と話していました。
これに対し、諸見里陣営の共同代表を務めた衆議院議員の玉城デニーさんは、新たな運動体の構築が課題だとしました。「敗因をきちっと分析することが最も大きな県知事選挙への備えになると思います」と話していました。
秋にも行われる県知事選に向け、今後、与野党の動きは、激しさを増すものと見られます。