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73年前の沖縄戦に動員された学徒たちの歴史を残すため、4月18日「元全学徒の会」が結成されました。「元全学徒の会」は沖縄戦で鉄血勤皇隊や看護隊として動員され、生き残った人たちによって結成されました。
元学徒らは県に要請し2017年3月、糸満市の平和祈念公園内に当時、戦場に駆り出された全21校の名前を刻んだ碑を建立しましたが、そこに、戦没者の数は刻まれていません。
そこで、戦争の悲惨さを伝えるために全学徒の戦没者の数を記した説明版を設置するよう県に求めるためにこのたび正式に会を結成しました。
元学徒の年齢は現在、90歳前後。「1日も早く説明版の設置を実現したい」と話していて、「元全学徒の会」では4月中に県議会に陳情書を提出するほか、今後、後継者の育成や平和教育にも努めていきたいとしています。