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普天間基地所属機の訓練による騒音被害。激しさを増しています。
3月25日、宜野湾市の普天間第二小学校。北海道から届いた雪のプレゼントに、子どもたちの笑顔があふれました。そんな中…
にぎわうグラウンドに向かって飛んでくる大型ヘリ。避難を呼びかけるアナウンスは次第に騒音でかき消されました。
こうした異常な光景が日常化するなか、宜野湾市の佐喜眞市長は3月26日沖縄防衛局を訪ね、アメリカ軍に対し夜10時以降の飛行を規制する規制措置を厳格に守らせることなどを要請しました。
これに対し沖縄防衛局の中嶋局長は、特に先週、米韓合同演習に参加する機体の動きで騒音が激化したとの見解を示したうえでそうした理由で「免罪されるわけではない」としてアメリカ軍に引き続き配慮を申し入れていくとしました。
宜野湾市によりますと2017年度、市に寄せられた騒音に関する苦情は過去最多の429件にのぼり、負担軽減と逆行する実態が浮き彫りとなっています。