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有機フッ素化合物・PFASの汚染をめぐり環境省が公表した全国の調査結果で、宜野湾市の地下水では国の指針値の44倍にあたるPFASが検出されたことが分かりました。

環境省が公表したのは2023年度の水質測定結果で、39都道府県・2078ヵ所での調査をまとめたものです。

国の暫定指針値はPFOSとPFOAの合計で1リットルあたり50ナノグラムですが、宜野湾市の地下水では指針値の44倍にあたる1リットルあたり2200ナノグラムのPFOSとPFOAが検出されました。

県内では嘉手納町で調査した13ヵ所すべて、宜野湾市では19ヵ所中13ヵ所の地下水で指針値の超過が確認されました。

河川ではうるま市で4ヵ所、嘉手納町で1ヵ所、金武町で2ヵ所でそれぞれ暫定指針値を超えるPFASが確認されています。