※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

2025年4月30日から願書の受付が始まる危険物取扱者の試験を前に、那覇市で、資格について紹介する展示が行われています。那覇市の県立図書館には、2025年4月23日から危険物取扱者の資格の内容や試験対策のための参考書などを紹介するブースが設置されています。

危険物取扱者は、ガソリンなどの危険物の取り扱いや、その保安の監督をすることができる国家資格で、消防法が定めている数量以上の危険物を貯蔵したり扱ったりする施設には、その資格を持った人が必要とされています。

扱う危険物によって甲乙丙の3種類に資格が分かれて、ガソリンスタンドのほか化学メーカー、機械工業・ビル管理業務など、様々な仕事で活用されています。県内では、2024年度3216人が受験し小学生を含む972人が合格しています。

消防試験研究センター沖縄県支部の知念弘光支部長は「一度取ると一生涯続くような、国家資格になっています。基礎的な化学と物理を勉強しながらぜひ高校生にも若いうちから受けてほしい」と話しました。

試験の願書は、2025年4月30日から受付が始まり、ネットでも申請ができます。