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走る。歌う。笑わせる。89歳のパワフルなオジーがいると聞いて取材してきました。その元気の秘訣とは。

今月伊江島のマラソン大会に出場したのは竹本真良さん(89歳)。小浜島から船や飛行機、高速バスを乗り継ぎ、この日3キロマラソンに出場。沿道の声援を受けながらゴールしました。

走る!歌う!笑わせるパワフルオジー 89歳

「わしの曲芸を誰もできない曲芸をただでやってみませます」

実は、この後が本番。マラソンの疲れも見せず姉が入所している那覇市の高齢者施設での慰問公演です。

竹本さん「口でハーモニカ吹いて三線ひいてヒサさーに テーク うちるばーてー」

走る!歌う!笑わせるパワフルオジー 89歳

三線、ハーモニカ、太鼓と驚きのひとり三役のライブが始まりました。

見事な手さばきの太鼓、いえ、足さばきと三線、ハーモニカで「安里屋ユンタ」を披露してました。

また、こんな芸も!いろんな三線の持ち方で八重山地域の子守歌「あがろうざ」を演奏し会場の人たちを楽しませていました。島から島へ、走って、歌って、笑わせて。その行動力とエネルギーは超人級。

走る!歌う!笑わせるパワフルオジー 89歳

98歳の姉、米さんも大満足しているようでした。

松竹米さん(98歳)「真良かー きょうはおもしろい」

竹本さん「元気になっているから 最高に嬉しいさーだからまた来たいね」

どんなところが面白かったですか?利用者「あんまり僕は、評価できないけど 良かったと思います」

走る!歌う!笑わせるパワフルオジー 89歳

施設の管理者「とても楽しかったです。石垣出身の方もいらっしゃるので、涙ぐんでいる方もいたしとても喜んでもらえたかなって思っています」

「こんなに喜ばしたら みんなが喜ぶさー」「練習なんでも練習さ マラソンでも 太鼓でも」

89歳の竹本真良さん!走って体を鍛え、三線の音色でみんなを笑顔にするそのすべてが長寿の秘訣なのかもしれません

なんと、竹本真良さん、88歳の米寿のお祝いにCD制作に取り掛かり、今年完成したそうです。沖縄民謡だけでなく歌謡曲や軍歌、ご自分で作った歌32曲が収録されています。

若者を圧倒するパワーを感じますね。これからも元気に活動を続けてほしいです。