※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

沖縄の空の玄関口・那覇空港で、2025年4月22日の夜、不審物への対応と利用者の安全を確保することを目的とした訓練が行われました。

4月22日の夜、行われた訓練には警察や空港スタッフ、警備員およそ40人が参加。

訓練は、空港2階のエントランスに長時間置かれた不審物が無差別に殺傷するための爆発物だったという想定で行われました。

始めに、警備員が現場で不審物を見つけると無線で事務所へ連絡、利用者の避難誘導や規制を行い、警察などの関係機関に素早く連絡を取る方法を確認しました。

その後、県警の爆発物処理班が専用のアームで不審物をつかみ、爆発しても耐えられるドラム缶型の容器に回収し、施設の外に運びました。

豊見城警察署・川邊茂署長は「実践的な訓練を重ねてお互いスムーズに通報や連携できるような関係にしていきたいと思います」と述べました。

那覇空港では、2024年7月、国際線ターミナルビルで不審物が見つかり、一時、施設を閉鎖したことから、警察では関係機関と今後も訓練を重ね、不測の事態に備えるとしています。