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名護市で同棲していた女性を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判が始まり、男は、起訴内容を認め、犯行の経緯などを語りました。

殺人の罪に問われているのは、名護市のタクシー乗務員関一弘被告(62)です。

起訴状などによりますと関被告は2024年9月名護市の自宅で同棲していた50代女性を殺害したとされています。

4月21日の初公判で関被告は、起訴内容を認めました。

裁判は量刑が争点で、検察側は、犯行前に交際トラブルが疑われるようなメッセージのやり取りがあったと主張。

一方、弁護側は、被告が事件後、自殺を試みている点や、知人に警察へ通報するよう電話をしたことが迅速な逮捕につながったと主張しました。

被告人質問で、関被告は、検察から被害者に対する今の心境について問われると、「自分の誤った考えで殺めてしまって本人や家族に申し訳ない」と述べたうえで、「自分が死ねばよかった」と話す場面もありました。

裁判は、4月22日に結審し、判決公判は、4月25日に開かれる予定です。