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2024年、県内で米兵の性暴力事件が相次いだことを受け、県警やアメリカ軍関係者などが18日夜、沖縄市の繁華街で合同パトロールを行いました。
この地域安全パトロールは、県内で2024年に米兵の性暴力事件が相次いだことを受け実施されました。18日は午後10時から19日午前2時まで、沖縄市と地元の自治会のほかアメリカ軍と警察などおよそ110人が嘉手納基地前の通称「ゲート通り」周辺をパトロールしました。合同での実施は沖縄が日本に復帰した2年後の1974年以来です。
パトロールではアメリカ兵の基地外での行動を規制する「リバティー制度」に基づいて帰宅を促したり、トラブルがないかなどを確認していました。
玉城知事は「いろいろな手段を講じながら関係機関が協力する姿勢が重要だと思いますので、今回はそういう目的で沖縄市を中心に計画されたものと受け止めています」と話していました。
県や市は今後の合同パトロール開催について、地元住民への聞き取りなどを行い、さまざまな角度から検証してアメリカ側と調整していきたいとしています。