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アメリカの知日派のひとり、リチャード・アーミテージ元国務副長官が、13日、肺塞栓症のため死去しました。79歳でした。
死去は、アーミテージ氏のコンサルティング会社が発表したものです。
アーミテージ氏は共和党のレーガン政権やブッシュ政権で国防次官補や国務副長官を務め、日本に対しては集団的自衛権の行使容認や、自衛隊の海外派遣など、一貫して役割の拡大を求め続けてきました。
ブッシュ政権下では在日アメリカ軍の再編にも取り組み、沖縄国際大学のヘリ墜落事故が起きた直後の2004年10月には普天間基地の県内移設を定めた「SACO合意は破棄すべきでない」と発言しています。
また、2009年に、当時の仲井眞知事がワシントンを訪れた際には、アーミテージ氏は日米地位協定について「うまく機能している」と強調していました。