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2023年、スマートフォンを使ってオンラインカジノサイトで賭博をしたとして、県警は11日付けで20代の男性巡査長を減給6カ月の懲戒処分にしました。

県警によりますと20代の男性巡査長は、2023年12月22日から24日の間に、自身のスマートフォンから海外のオンラインカジノサイトにアクセスして「ポーカー」賭博をしたとされています。

男性巡査長の同僚から「多額の借金を抱えている」と報告を受けた県警が内部調査を進めた結果、ギャンブルが理由で消費者金融などから200万円以上の借金がありました。さらに、2023年7月ごろから5カ月のあいだに勤務時間中にネットバンキングなど使い、オンラインカジノの決済代行業者に送金してたこともわかり、県警は11日付けで減給6か月の懲戒処分にしました。

調べに対して男性巡査長は「組織や同僚に迷惑をかけて申し訳ない」と認めていて、11日付けで退職しました。また、県警は賭博行為について先月11日に書類送検し、地検は先月26日付けで略式起訴しました。

県警の田中真実警務部長は「オンラインカジノによる賭博行為は断じて許されない行為であり、県民のみなさまの信頼を大きく損ねたことを深くお詫び申し上げます。職員に対する指導を徹底するとともに、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。