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4月7日から与那国町を訪れている佐賀県の山口知事は4月8日、与那国町の関係者と台湾有事を念頭にした住民の避難計画について意見交換しました。
2025年3月、政府が公表した台湾有事を念頭にした先島地域住民の避難計画で、与那国町民は福岡空港を経由し佐賀県の佐賀市と鳥栖市に避難することになっています。
これに関連し、4月7日から与那国町を訪問している佐賀県の山口知事は4月8日、与那国町議会の議長や商工会の会長などと避難計画について意見を交わしました。
この中で与那国町側からは避難の期間が長引いた際に宿泊先がどうなるかなどの懸念点が示されたほか、平時の段階から行政だけでなく民間レベルでの交流の必要性などの意見があがりました。
佐賀県山口知事「私の皮膚感覚では避難をするということは今までの生活とまったく違うことになるので大変衝撃的なオペレーション」「多くのところで交流がうまれていけばいい方向にいくと思う」
山口知事は「一番大きなポイントは与那国町民の気持ちだ」として町民の考えを踏まえた形で計画を策定する必要性を示しました。