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沖縄防衛局の伊藤局長は2025年4月7日に、市民団体の要請に対して、有事の際にミサイル部隊が駐屯地の外からミサイルを撃つ可能性について認める発言をしました。
2025年4月7日「ノーモア沖縄戦・命どぅ宝の会」が沖縄防衛局の伊藤局長に、台湾有事を念頭にした宮古・八重山の住民避難計画や沖縄への長距離ミサイル配備の断念などを求めました。
要請を受けた伊藤局長は、有事のミサイル部隊の運用について「ミサイルの発射にあたっては市街地から隔離した場所で、周囲の安全確保に努めたうえで実施し、地元住民の皆様に危険が及ばないよう措置を講じ、安全に影響を与える事がないよう実施する」と述べました。
ノーモア沖縄戦・命どぅ宝の会の具志堅隆松共同代表は「石垣、宮古、与那国の人たちの人権を蔑ろにしているのではないか」と述べました。また会は、先島地域の住民を九州各県に避難させる計画について「実現不可能」「実効性がない」などと指摘しました。