新年度を迎えたきょう2025年4月1日、県内各地では入社式が行われました。県庁では、新たに採用された職員に辞令が交付されました。
県庁で行われた辞令交付式では、2024年度より25人多い154人が入庁し、各部署の代表13人が玉城知事から辞令書を受け取りました。
服務宣誓 金城歩さん「公務を能率的に運営すべき責務を深く自覚し、県民全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行することを固く誓います」
玉城知事は訓示で、「県政の発展、県民の暮らしの向上のためみなさんが持つ、自由で独創的な発想を大切にし存分に力を発揮して下さい」と述べました。
中央児童相談所に配属・宮里奈々さん「県民のみなさんのために一日でも早くお力になれるように邁進していきたいなと思いました」
基地対策課に配属・宮本翔さん「基地問題は戦後長く経った今でも続いてますので、少しでも県民みなさんが安心して生活できるような環境を作っていけたらなと思っています」
また、名護市では「ジャングリア」の運営会社、ジャパンエンターテイメントの入社式が行われました。スーツのイメージがある入社式ですが、全員おそろいのTシャツ姿。なぜかというと、入社式で行われたのは、新入社員による始球式。
雨のため野球場から室内に会場が変更となりましたが、新入社員たちは、これからの目標を記したボールを加藤健史代表に投げ込みました。
新入社員「初志貫徹です」「念願のジャパンエンターテイメントの一員になれたので、この気持ちをいつまでも忘れずにこれからどんな苦しいことがあっても今の気持ちで頑張りたい」
ボールを受けた加藤代表にも新入社員たちの思いは伝わっているようでした。
ジャパンエンターテイメント・加藤健史代表「それぞれが明確な目標を持って今日をスタートできたのは本当に素晴らしいことだと思う」
こちらは、金秀グループの合同入社式。グループ7社の新入社員、21人が出席しました。
金秀グループの呉屋守將会長は「グループが発展し、県経済が豊かになることで子どもたちに沖縄に生まれてよかったと言われるように頑張りましょう」と新入社員を激励しました。
新入社員玉城瑠音さん「学生時代に学んだことを活かしたい早く一人前になれるよう努力したい」
少し緊張した面持ちの新入社員たちでしたが、社会人生活への期待に胸を膨らませている様子でした。