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先週金曜日にプロ野球2025シーズンが開幕しました。県勢からは2人が開幕投手を務め、ナイスピッチングを見せました。
オリックスで2年連続開幕投手を務めたのは、今年から背番号18を背負っている、プロ6年目の23歳、宮城大弥。
その立ち上がり。2番ショートでプロ初打席のドラフト1位ルーキー、宗山を空振り三振に抑えるなど、上々の立ち上がりを見せます。
4回には、3番小郷に対し、85kmのスローカーブで追い込むと、152kmのストレート。球速差67kmの緩急で三球三振を奪い、本拠地・京セラドーム大阪の野球ファンを沸かせます。
宮城は7回までパーフェクト。開幕戦史上初の完全試合が見えてきましたが、8回、先頭の辰巳の当たりが内野安打となり、初ヒットを許します。
宮城は8回を投げて7つの三振を奪い、1失点。勝敗はつきませんでしたが、開幕投手の役割を果たし、今シーズン良いスタートを切りました。
日本ハムの開幕投手を務めたのは、豊見城市出身のプロ3年目・金村尚真。コーナーを突くコントロールがさえ、3回をパーフェクトに抑えます。
4回、この試合初ヒットを含め、2本のヒットを許しますが、レフト矢澤の好返球でピンチの芽を摘むなど、味方のプレーにも助けられます。
9回もマウンドに上がった金村。ランナーを出しながらも西武打線に投げた105球目でダブルプレーを奪い、ゲームセット。初の開幕投手でプロ初の完封勝利を挙げました。