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石垣市の八重山高校では卒業生から新入生へ想いを繋ぐ「制服リレー」が行われました。

八重山高校の家庭クラブでは、卒業生から譲り受けた制服を手作業で直し、新入生へ無償で提供する「制服リレー」を6年前から行っています。

会場には部員たちがほつれた部分の補修やアイロン掛けなどをしたセーラー服や学ランだけでなく革靴など約270点が並びました。

家庭クラブ仲里麻里衣さん「私も制服リレーを利用したことがあってすごく助かったので、先輩たちが考えてくれたアイデアを繋げていけたら」

家庭クラブ仲盛絢香さん「高校初めてで不安や緊張・期待もあると思うので八重高の制服に触れてもらって、八重高に入りたいという気持ちが強くなってほしい」

新入生「スカートと夏服・春服・ローファーをゲットしました」「きれいなものが多くてビックリしました」

新入生の母「物価高でなんでも値上がりしている中、家計も助かるのでとてもありがたいです」

新入生「春服はお姉ちゃんのおさがりもなかったので無料で配布していただいてうれしい」「とにかく楽しむことを一番に部活もがんばりたい」

新入生の母「せっかくいただいている制服もあるので大事に使ってまた次に繋げられたら」

今年は100点あまりの想いが受け継がれました。実は八重山高校の制服、数年前に比べると1割ほど値上がりしていて保護者にとってもありがたい取り組みですよね。想いが込められた制服で学生生活を満喫してほしいです。