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首里城正殿は、2026年秋の復元に向け作業が進んでいて再建の過程を見学できるエリアが段階的に縮小されています。

首里城再建は2022年11月にスタートし、世界中からの寄付金などで工事が進められ「見せる復興」をテーマに進捗状況を公開しています。

これまで、実寸大の図面を引くための原寸場や、建設途中の正殿を覆う素屋根の2か所に見学エリアを設け、現在は30人ほどの漆業者による漆塗りの様子を見ることができます。

起工から2年半、正殿の内装や外装部分の木工事が一段落したことから、3月17日、原寸場の見学エリアが封鎖されデッキの解体作業が始まりました。

今後、正殿が完成に近づくと素屋根も取り壊されることになり6月上旬にも素屋根に併設された見学エリアへの入場も制限される予定です。

国の担当者は、「屋根の高さと同じ目線で正殿を楽しめるのは今だけ。今しか見られない光景をぜひ見に来てほしい」と呼びかけています。