続いては、沖縄のおとなり、台湾の様々な情報をお届けする「わんさか台わん」です。今回は、春らしいイベントの様子や今話題の民間療法についてお伝えします。
会場いっぱいに展示されているのは色とりどりの品種の蘭の花。ほんのりと甘い香りが空間を包み込み非日常の世界に浸ることできます。
台南市で開催されている国際博覧会には、鏡を用いたエリアやフォトジェニックな空間を楽しもうと多くの人が訪れています。
アートディレクター呉維宏さん「本来の枠を超えた壁面デザインを取り入れ、デザイン技術もさらに向上させました」
来場客「その美しさに驚きました!どんな蘭の花があるか、もっと見てみたくなりました」

来場客「飾り付けもすごく素敵で、何より品種がすごく多いですね」
訪れた人たちは、蘭の世界に魅了されているようでした。
嘉義県で70年続く具沢山スープが人気の老舗が三代目にバトンタッチ。火鍋専門店をオープンさせました。魚介スープにロブスターが丸ごと入った豪華な火鍋が、人々の食欲をそそります。
創業者 林聰明「娘は若者の好みを取り入れることが得意で、私はスープを大切にしています。味はしっかりと守っていますよ」
砂鍋魚頭CEO 3代目 林佳慧さん「子どもの時から火鍋が大好きで、父がよく食べさせてくれた味が忘れられないんです。直火で煮込んだ鍋は格別ですよ」

三代目は、冷凍パウチの販売もスタートさせ、月平均3万食を売り上げる大ヒット商品に。さらに、自社製のカップ麺まで製造!発売からたった3ヶ月で50万食を販売しました。
ブランドマーケター 謝佩岑さん「コロナ禍の時期に合わせて常温保存が可能な商品なども多数展開したことで売り上げは25%も伸びました。」
今後は海外市場への展開も考えているそうです。
TVBS記者「この一杯のドリンクが今ネット上で話題です。緑茶に紅茶を加えただけの飲み物ですが、『咳が和らぐ』と話題を呼んでいます」
季節の変わり目、なかなか咳が止まらないという人が多い今、台湾では民間療法が注目され、この「緑茶入り紅茶」が人気となっています。この店では、わずか1日で5万杯売り上げました。でも、本当に咳は和らぐのでしょうか?

医師 莊宇龍さん「水分をたくさん摂ることで咳が緩和されます。緑茶や紅茶も、のどの乾燥を防いでくれるので、ある程度はのどに優しいと言えるでしょう」
栄養士はハチミツをお湯に溶かすだけでもいいと話します。
栄養士 葉若懿さん「お湯に少量のハチミツを加えて飲むことで、寝ている時の咳の緩和や睡眠改善につながります。ビタミンCも風邪の症状を軽減する働きがあるので、ホットレモンウォーターでもいいと思います」
あれこれ試してみたくなりますが…専門家によるとなによりも「しっかり休むことが一番だ」ということです。