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沖縄戦の前後に生活などを撮影したモノクロ写真をカラーで再現し、写真集を出版した男性が収益の一部を県に寄付しました。
21日に県庁を訪れたのは、大阪府在住の会社員のホリーニョさんです。ホリーニョさんは、県公文書館などから集めた戦前、戦後の沖縄の様子が撮影されたモノクロ写真およそ300点をAIを活用してカラー化し、SNSで公開していますが、反響が大きかったことから、このほど写真集を出版し、収益の一部を県に寄付しました。
ホリーニョさん「(沖縄戦が)80年前にあったということも想像する時に何か思いを馳せるというか、そこにそういう方がいたっていうことを思うっていうことが結構大事なんじゃないかと思って」
写真集を手にした玉城知事は「日常が壊されることと戻ってくる体験が鮮やかに再現されている」と述べました。また、ホリーニョさんから幼少期の玉城知事と母親が写ったカラー化写真がサプライズとして贈られ、玉城知事は「写真を額装して母の仏壇の側に飾らせて頂きます」と感謝を述べました。