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障害のある人たちの芸術活動を支える拠点として、今年1月に設立された沖縄県障害者芸術文化活動支援センター「ricca(りっか)」が、初めてとなるセミナーを開きました。
文化施設や福祉の現場に関わる人々をはじめ、当事者やその家族など、さまざまな立場の参加者が集まり、会場とオンラインあわせておよそ100人が参加しました。
会場では、県内外の団体が障害のある人たちによる美術や工芸など多彩な表現活動の事例を紹介。登壇した支援者からは、創作に取り組むなかで表現する喜びが自信へとつながっていく過程が語られました。また、福祉と芸術をつなぐ現場での課題や地域との連携の可能性についても意見が交わされ、今後の展開に期待が寄せられました。
センターでは今後、ネットワークづくりや相談支援、人材育成など幅広い活動に取り組む予定で、表現を通して障害のある人たちの社会参加を後押ししていきたいとしています。