高校野球「春のセンバツ」初出場のエナジックスポーツが1回戦に挑み、8対0で愛知県の至学館に勝ち甲子園初勝利を上げました。
寺崎未来アナウンサー「エナジックがついに甲子園初出場、新たな一歩を踏み出します。青のアルプススタンドこの歓声です」
創部3年。初めて聖地での戦いに臨んだエナジックスポーツ。名護市瀬嵩からも声援が送られます。
子どもたちの応援「絶対に勝つ」「イーマン(選手)がんばれー！」
先発ピッチャーはエース・久高颯（くだか・はやて）セカンド・イーマン琉海（るかい）のファインプレーにも助けられ、1回の得点率が高い至学館打線をゼロに抑えます。
2回、先頭の4番・富盛恭太（とみもり・きょうた）5番・平良章伍（たいら・しょうご）の連続ヒットなどで2アウト満塁のチャンスを作ると、8番・ピッチャーの久高。犠牲フライで甲子園初得点！先制点を奪います。
瀬嵩 子どもたち応援「イーマン イーマン イーマン」
3回、先頭のイーマン。レフトオーバーの当たりで快足を飛ばし、3塁へ。
エナジックスポーツイーマン琉海選手「打球が低かったので越えるかなと思っていたけど越えてくれてよかった」
チャンスを作ると2番・キャッチャー山城幹大（やましろ・かんた）のフライが落ち、追加点を挙げます。
2点差で迎えた6回表、2アウト3塁のピンチ。きょう5つ目の三振で切り抜けます。
7回ウラ、1アウト2・3塁のチャンスでキャプテン・砂川誠吾（すながわ・せいご）
エナジックスポーツ砂川誠吾主将「打つことしか考えていなくて結果が出てよかった」「ベースについた時は大歓声が聞こえたのでうれしかった」
レフトオーバーのタイムリースリーベースヒット。大きな2点を追加します。その後、6番・伊佐英太（いさ・えいた）の2点タイムリースリーベースで8点差に広げたエナジック。
瀬嵩７回終わり 女性「イェーイ もううれしい！もう興奮して大変！がんばって」
球数が100球を超え疲れが見えてきたエース久高はピンチを招きながらも要所で粘りのピッチング。初の甲子園で選手たちが躍動。聖地・甲子園に地元瀬嵩を歌った校歌が流れました。
名護市瀬嵩区西平伸区長「最高ですよ。初参加、初勝利！みんなのびのびしてよく打った」「小さい村から甲子園１勝見られるなんて最高」
瀬嵩 女性「本当にうれしい」「県大会の予選から応援していたので、こういう結果になってめちゃくちゃうれしい」「エナジックならやれると思って応援していた」
女性「きょうも勝利して涙が出た」「次回もきょうみたいにみんなで団結して、いっぱい力を出してまた勝利して優勝を目指してがんばってほしい」
子どもたち「エナジックのみなさん１回戦突破おめでとうございます」「2回戦もがんばれ！オー」
エナジックスポーツ砂川誠吾主将「今と変わらずにノーサイン野球を崩さずに一戦一戦また全力で戦っていきたい」
久高颯選手「思ったより緊張して自分の調子じゃなかったですけどしっかり割り切って悪いなりの投球ができたのがよかったです」
