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高校野球春のセンバツであす初戦を迎えるエナジックスポーツが前日練習を行いました。
寺崎未来アナウンサー「沖縄尚学の勝利から一夜明け、今度はエナジックスポーツがあす初めての甲子園の試合です。前日練習でも選手たちの弾ける笑顔が見られます」
きょう兵庫・西宮市で行われた練習。今年の代からチームで合言葉にしている「スマイルポップコーン」を体現するかのように、にぎやかな練習が行われていました。秋の公式戦打率4割・1番打者のイーマン琉海を中心に塁をかき回す「ノーサイン野球」で、得点を狙います。
その対戦相手の愛知・至学館は偶然、組み合わせが決まる前から一週間にわたって沖縄遠征に行っていて、県内各校と合わせて8試合を交え、準備を進めてきました。
至学館 船橋幸多主将(9日)「エナジックはノーサイン野球でどんなことをしてくるか分からないけど、臨機応変に対応して至学館らしい野球をして勝利をつかみたい」

前日練習では、小技も多く使う相手を想定して守備の連係を確認していました。ピッチングでは、エース・久高颯と福本琉依が柱となり、瀬嵩の浜で鍛えてきた下半身とキレのある変化球を武器に、聖地・甲子園のマウンドに上がります。
エナジックスポーツ 久高颯選手「明日はとても緊張すると思うけど自分のプレーができるように準備してきたので自信を持って投げ切りたい」
エナジック 砂川誠吾主将「沖縄尚学も昨日勝って自分たちも一回戦突破して、お互い決勝戦に行けるように一戦一戦全力で戦っていきたい」

悲願の出場がかなった甲子園で「旋風」を巻き起こしたいと意気込むエナジック。地元「瀬嵩」を歌った校歌を響かせられるか、勝負の一戦が近づいています。