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パトカーの緊急走行を耳の不自由なドライバーが見分けることができる新型の赤色灯が、県警に導入されました。

新たに導入された新型赤色灯は、光る速さを2段階に設定でき、従来の「フラッシュ点灯」と呼ばれる0・5秒に1回光るパターンと、ホタルの光り方のように2秒に1回光るパターンで使い分けることができます。

緊急走行時は「フラッシュ点灯」パトロール時には「ホタルの点灯」パターンにすることで、サイレンの聞こえないドライバーが進路を譲るべきかどうかを目視で判断できるようになっているということです。

この新型赤色灯は全日本ろうあ連盟の要望を受けて全国で導入が進められていて、県内では2024年度に新型赤色灯を搭載したパトカーが5台導入されました。

県聴覚障害者協会比嘉豪副会長「運転をしながら(パトカーを)避けたほうがいいのか、そのままでいいのかという判断に迷うことがありました。今回見てわかるように変えていただいた。そういった要望を出したので今回実際に目で見てわかるような赤色灯になって良かったと思います」

県警によりますと、今後も、新型赤色灯を搭載したパトカーを導入していく方針だということです。