バスケットボール・天皇杯決勝!ついにやりました!琉球ゴールデンキングス!3年連続の決勝戦進出となったキングスは、アルバルク東京に勝ち、悲願の初優勝を飾りました。
寺崎未来アナ「おととし、去年の悔しさを晴らすファイナルの舞台がやってきました。今年こそ初の優勝なるでしょうか。まもなく試合が始まります」
キングスファン「北谷から来ました」
キングスファン「待ちに待った(ファイナル)もう絶対なので。100%なので」
キングスファン「(Q.去年の天皇杯はご覧になった?)記憶にないです(笑)みんながハッスルするプレーがみたいキングスの得意なバスケットをしてもらえばそれで十分」
キングスファン「(Q.誰が好きですか?)岸本選手(Q.岸本選手のどこが好きですか?)シュートするところ。勝ってほしい」
3年連続の天皇杯ファイナルに臨んだキングス。第100回バスケットボール天皇杯で13大会ぶりの優勝を目指すアルバルク東京と対戦しました。
まずは、堅い守りで相手に主導権を握らせず、好スタートを切ります。すると、気を吐いたのはアレックス・カーク。3ポイントシュート(9点目)を成功させ、チームを勢いづけます。
ディフェンスでは、リバウンドでボールを死守し第1Q、相手を10得点に抑えます。そんな中、キングスはアルバルク東京・安藤周人の3ポイント(18点目) などで追い上げられます。
それでも、チームを引っ張る岸本隆一がこの気迫のこもったプレス。ボールを奪ってアンスポーツマンライクファールを誘い、10009人のバスケファンが詰めかけた会場を沸かせます!
キングスの7点リードで始まった後半も互角の戦いを繰り広げるアルバルク東京と琉球ゴールデンキングス。
第3Qも接戦となりますが、10点差をつけ、最終第4Qに入ります。(46-36)
西地区1位を走るレギュラーシーズンに加え、EASLや天皇杯と過密なスケジュールの中で戦うキングス。残り1分50秒で4点差に迫られ、苦しい展開になりますが、それでもキングスは勝負所で力を発揮します。
アレックス・カークが腕を伸ばしてなんとかボールを残すと、もう一人のキャプテン・小野寺祥太の3ポイント(56点目)さらに、キングス一筋13年。岸本隆一(58点目)選手たちが、躍動します。そして..
キングス、8度目の挑戦にして沖縄県勢初めての優勝。2年連続ファイナルで敗れた雪辱を果たし、100回目の天皇杯で初の栄冠をつかみ取りました。
桶谷大ヘッドコーチ「(Q.琉球の風吹いたんじゃないでしょうか。)(ファンの歓声)これです!ファンが作った風だと思います。本当にありがとうございます」

岸本隆一選手「(チームが)なかなか良い状況ではなかったけ、どきょう天皇杯を勝ち取ることができてたまには良いことあるなと思った(Q.そして岸本選手の地元である沖縄に初めて天皇杯が渡ります。それについてはいかがでしょうか?)この歓声が全てだと思います。チーム一丸となって沖縄一丸となって天皇杯を勝ち取れたと思います。とにかくきょうは応援ありがとうございました」
キングスファン「キングスのメンバーには感謝です。沖縄にも天皇杯が初めて渡って気合入れて応援しに来て良かった」
キングスファン「うれし泣きです。良かった。うれし泣きができて」
キングスファン「すごく良かった(Q.印象に残っているプレーは?)ヴィックローの第3Q終了の時の3ポイント全部残っているけど最後岸本のレイアップ。あそこでもう・・・」
2006年のチーム誕生から立ちはだかった様々な困難を乗り越え、タイトルを獲得したキングス。沖縄バスケの歴史に「天皇杯制覇」という新たな1ページが刻まれました。