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2025年夏の参議院選挙で改選を迎える社大党の高良鉄美参院議員が、今回の選挙に出馬しないことを表明しました。

オール沖縄勢力は、候補者の選考を急ぐとしています。

高良鉄美参院議員は「私は今度の参議院選挙に出馬しない決意を固めました」と述べました。

高良鉄美参院議員は、2025年3月17日に会見を開き、自身が改選を迎える2025年夏の参院選に出馬しないことを表明しました。

高良さんは、これまで2期目の出馬に意欲を示していましたが、2024年の衆院選でオール沖縄勢力が支援する候補を社大党の県議が支援しなかったことを受け、高良さんの擁立に厳しい声があがっていました。

高良さんは、この状況下で自身が出馬することは「オール沖縄の団結を損なう可能性がある」などと今回の問題の責任をとる形で出馬しないことを決めたと説明しました。

高良鉄美参院議員は「数々の異論が出ているという問題もあって、私はそれを踏まえたうえで2期目に出馬することが県民の皆様の信頼などに関して応える道ではないんじゃないかと」と述べました。

この会見に先立ち、2025年3月17日午前に、オール沖縄勢力の政党や会派の代表者による会議で、このことが報告され今後、新たな候補者の選考を急ぐことを確認したということです。

関係者によると沖縄大学教授の高良沙哉さんや元県議の比嘉京子さんの名前が浮上しているということです。

今回の参院選には、自民党が元那覇市議の奥間亮さんの擁立を決めているほか、参政党は琉球大学教授の和田知久さんの擁立を決めています。