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林官房長官が16日、沖縄を訪れ、西普天間住宅地区跡地に移転した琉球大学病院を視察したほか、玉城知事や佐喜眞宜野湾市長と面談しました。

16日に沖縄に入った林官房長官は宜野湾市の西普天間住宅地区跡地に今年1月に移転した琉球大学病院を視察しました。

そのあと、宜野湾市内のホテルで開かれた琉大病院など「沖縄健康医療拠点」の開所式にも玉城知事らと出席しました。

開所式で、琉球大学の西田学長は「駐留軍用地跡地利用のモデルケースとして沖縄振興への貢献を目指す」と開設の意義を強調しました。

また、林官房長官は、式典と前後して宜野湾市の佐喜眞市長や玉城知事と相次いで面談し、普天間基地の移設問題などについて意見交換をしました。

林官房長官「今後とも目に見える形で沖縄の基地負担軽減をひとつひとつ実現することが担当大臣としての責務」

玉城知事「全国の米軍専用施設面積の70・3%がなお集中することで、騒音事件、事故など影響を及ぼしており、沖縄の過重な基地負担が続いている」

玉城知事は林官房長官との面談で、反撃能力をもつミサイルの沖縄への配備の反対などを伝えました。