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県内最大の美術工芸展「沖展」が15日から浦添市で始まりました。
「沖展」は戦争で焦土と化した沖縄を文化の力で希望を取り戻してほしいと、1949年から沖縄タイムス社が開催しているものです。2025年の沖展には絵画や写真など12部門からおよそ800点が展示されています。
会場には2024年10月、八重山上布の保持者として人間国宝に認定された新垣幸子さんの作品や、絵画の部門で最高賞である「沖展賞」を受賞した比屋根清隆さんの作品が展示。また、書芸の部門では沖展の最高齢者である田端喜代さん(96)の作品などが展示され、訪れた人たちは制作者に思いを馳せながら作品を鑑賞していまいした。
来場者は「炭の色とか紙とかにもみんな心をこめて試行錯誤してるかなと思っています」と話していました。
沖展は3月30日まで浦添市ANA ARENA浦添で開催されています。