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国が自衛隊の利用を念頭に施設整備する特定利用港湾をめぐり3月10日、宮古島市の嘉数市長が平良港を指定する方針を明らかにしました。

国の特定利用空港・港湾は民間の空港や港などを自衛隊などが円滑に利用できるよう整備するもので、宮古島市の嘉数市長は3月10日、平良港の指定に同意する方針を市議会議員らに伝えました。

嘉数宮古島市長「米軍は全く別の話。米軍の利用は日米地位協定によってなされるもの。そこは改めて確認をとった」「一貫して米軍の利用は自粛を求めるのが市のスタンス」

宮古島市は3月中旬にも国側に同意の意向を伝える方針で、国側は、2025年度からの事業化に向けて取り組むものとみられています。

市側の説明を受けた市議からは「災害時にメリットがある」との意見や「自衛隊などの優先利用になるのでは」との声があがっていました。