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設立の経緯が議論になっている県のワシントン事務所の調査検証委員会は、3月11日に、設立当時の安慶田元副知事に意見聴取する予定でしたが公開の条件で折り合わず中止になりました。
ワシントン事務所の設立時の経緯などを調べている県が設置した調査検証委員会は、2025年3月11日に事務所設立当時の安慶田副知事から意見聴取する予定でした。
竹下委員長は「安慶田元副知事に関してはヒアリングが出来ないということで中止とさせていただきます」と述べました。
竹下委員長は、今回の公開について会場のスペースについて挙げて「議員や一般の県民が傍聴ができる状況は物理的に不可能」と判断し、マスコミへの公開に限った経緯を説明しました。委員会によると、県の業務委託先と法律事務所とのメールのやり取りなどが入手できたということで、これらを踏まえて報告書を取りまとめる方針です。
一方、安慶田元副知事も県庁内で会見を開き、自身の見解を説明しました。安慶田元副知事は「(委員会出席のため)家から出てはじめて県議会議員の傍聴はままならんということになって」と述べました。
安慶田氏は会見で県議会議員の傍聴が断られた経緯などを説明し「マスコミを入れれば公開ということにはならない」と強調、県民や議員も参加できる形の公開を求めました。