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2011年に発生した東日本大震災から2025年3月11日で14年です。糸満市の平和祈念公園では、震災や沖縄戦の記憶を繋いでいこうと施設内に植えられたヒマワリが、公開されました。

この取り組みは、東日本大震災で被災した福島県から提供されたヒマワリの種を育て公開することで、多くの人に震災や沖縄戦への関心と記憶を繋げたいと実施されていて、今回で10回目を迎えます。

3月11日に行われたセレモニーでは、県平和祈念財団の関係者や地元の園児らが参加し、黙とうを捧げたあと園児たちがヒマワリ畑を見学しました。

男子園児は「種取ったらまた植えれるところがすき」と話しました。

鈴木伸章さんは「ただ奇麗だなじゃなくて、ここは戦後80年、沖縄戦があった場所、このひわまりは東日本大震災で原発で事故があった大熊町からもってきてここに植えた。この意味を皆さんに分かってもらいたい、慰霊をする形でですね、それを知ってもらうという形でいる」と話しました。

ヒマワリは、来週から再来週に見ごろを迎え、ここで採れた種は、福島県に贈られます。