ここからは、スポーツ。寺崎さんです。こんばんは。はじめは、ゴルフの話題です。南城市で行われた日本女子プロゴルフツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディス。
県勢からは、プロ・アマ合わせて10人が出場し、そのうちアマチュア2人とベテランプロ1人が予選を突破し地元の観客を沸かせました。
去年の覇者、岩井千怜(いわい・ちさと)や、双子の姉、岩井明愛(いわい・ あきえ)、2021年のチャンピオン小祝さくら(こいわい・さくら)など日本のトッププレイヤ―108人によって行われた今回の大会。

県勢では、2019年の覇者、比嘉真美子(ひが・まみこ)や、ダイキン所属のの新垣比菜(あらかき・ひな)ら6人のプロとアマチュア大会の上位4人が参加して行われました。
雨の中の初日、多くのプレイヤーがスコアーを落としますが、アマチュアでカトリック高校2年の吉﨑マーナ(よしざき・まーな)が我慢のゴルフでトータル1アンダー・6位タイと上位に食い込みます。
同じく、アマチュアで現在、ネバダ大学ラスベガス校に通う梅津マユミ(うめず・まゆみ)も出入りが激しい中、1オーバー・12位タイで初日を終えます。

2日目に入っても、全体的なスコアが上がらず、県勢も伸び悩むなか、吉﨑マーナは、1つスコアを落としたものの首位と2打差のイーブンパー、8位タイで予選を突破。
梅津マユミは2オーバーの17位タイ、そして、26年連続出場の上原彩子(うえはら・あやこ)がカットラインとなった40位タイで決勝ラウンドに進めました。
吉﨑マーナ「目の前の一打にしっかりと集中して全力を尽くせれば結果も良くなるんじゃないかなと思うのでいい準備をしたいです」

梅津マユミ「決勝ラウンドは、ちゃんと攻めて自分らしくしたいと思います」
上位を狙うため、スコアを伸ばしたかった3日目も「耐える」場面が続いたアマチュアの2人結局、吉﨑がイーブンパー、梅津は1オーバーで終えます。
そして最終日。吉﨑マーナは3番、このロングパットを決め、この日初のバーディー。続く4番もバーディーを取って好スタートを切ります。
一方、梅津マユミは前半2つのバーディーを奪いますがその後、スコアを崩しトータル5オーバーの42位タイで終えました。

3日間・オーバーパーでプレーしていた上原彩子(うえはら・あやこ)。最終ホールでセカンドをグリーン手前のバンカーに入れてしまいます。しかし、ここからボールはみごとカップの中へ。最終日にスコアを1つスコアを伸ばし、50位タイホールアウト!県勢プロの意地をみせました。
吉﨑マーナは、6番9番でボギーでスコアーを落しますが、15番、グリーンのエッジからみごとチップインバーディー。そして最終ホール。3打目をしっかりピンに寄せ、この日4つめのバーディーで決めて、トータル2アンダー。県勢トップ12位タイでの2年連続のベストアマを獲得しました。

吉﨑マーナ「18番ホールでバーディーパットを決めれてすごい幸せだなと思いました。今年は本当に大事な1年になると思うので、今回課題も見つかりましたし、そこをしっかりと準備してプロテストまでに備えたいと思います」
そして、今年の優勝は去年に続いて岩井千怜(いわい・ちさと)。この大会日本人として初めての連覇を達成しました。