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教職員の働き方について知ってほしいと現場で働く先生たちのSOS・メッセージ展が県立博物館美術館で開かれました。
波照間千夏代表は「84人先生たちが足りないんです。この84人の穴を現場にいる先生たちが埋めているんです」と訴えました。
この企画展は学校現場で働く現役の教師たちなどで作る「沖縄の教職員の働き方を考える会」が教職員の叫びを届けようと開いたものです。
会場には「有能な先生が早く退職、この連鎖を早く止めて」や「生徒からの暴言・脅迫どうしたらいい」など教師たちの深刻な声がおよそ100枚以上のパネルで展示されていました。
ギャラリートークでは、現役教師の波照間千夏代表がメッセージの背景にある教育現場の現状を説明しました。会場を訪れた小学校教諭は「自分だけが思っているんじゃなくていろんな先生たちが同じことを思っているんだなーってみて安心した」と話していました。
寄せられたメッセージやアンケートの結果は、教育委員会や管理職部活を運営する組織などに送り課題を共有し改善を求めていきたいということです。