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本島北部に住む30代の男性が県外の警察官を装う男からの嘘の電話を信じ、現金およそ160万円をだましとられる特殊詐欺事件が発生しました。
警察によりますと、2月28日午前10時ごろ、本島北部に住む30代男性の携帯に、県外の警察官を装う男から「外国人が身分証を偽造してあなた名義の口座を開設し、資金洗浄をしている。捜査に協力してほしい」と連絡がありました。
その後、無料通信アプリに誘導された男性は、ビデオ通話で男から警察手帳を見せられたうえ、お金を振り込むよう指示され、ネットバンキングで2回にわたり現金およそ160万円を振り込んでしまったとうことです。
また、2月28日午後4時半ごろ、石垣市に住む60代女性の携帯に、日本年金機構の職員を装う男から「前年度に振りこまれた年金額が多かったので返金する」などと連絡があり、話を信じた女性は指定口座に現金およそ100万円を振り込み、だましとられたということです。
相次ぐ特殊詐欺事件に警察は「警察官が現金の振り込みを要求することや、ATMを操作させ、還付金を返還することは絶対にありません」と注意を呼びかけています。