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第11管区海上保安本部が2024年1年間に送検した海上犯罪は350件余りで、引き続き、取締りを強化していくとしています。

第11管区海上保安本部は27日の定例記者会見で2024年1年間の犯罪の取締り状況を発表しました。

それによりますと、送検の件数は357件で、2023年と比べ16件減少したものの送致人数については2023年より1人増えました。

法令別では海事関係法令違反が147件、密漁など漁業関係法令違反が95件刑法犯が24件などとなっておりあわせて357件を送検しました。

これらのうち、2024年7月、中城村の海浜と2024年8月、慶良間諸島南方海域で相次いで不審物が発見されその後の調査などで不審物はコカインであったことが所要の捜査で判明したことから被疑者不詳で那覇地方検察庁へ書類送検しました。

第11管区の坂本本部長は記者会見で、「引き続き緊張感を持って監視や警戒を行い犯罪の未然防止や取締りを強化していく」としています。