あなたの笑顔が寄付金に？そんな実証事業が名護市で先駆けて行われています。
午前7時45分・大宮中学校
山城アナウンサー「こちらの何の変哲もないタブレットですが」生徒「おはようございます！素敵な笑顔を１回検知するごとに１円、名護市内の子ども食堂に寄付されるんです！」
神奈川県の一般社団法人が開発した「笑顔検知システム・スマイラル」笑顔で幸せのスパイラルをつくる！ことを目標に誰でも楽しく社会貢献できる仕組みを生み出しました。
県内では去年6月、大宮中学校が4台の端末を導入登校時や休み時間、はたまた職員室でも笑顔の花が咲きます。これまで13万回以上の笑顔をカウントしました。
大宮中学校 北島幸三先生「ちょうど北部市町村の人口と同じくらい集まったので、北部市町村のみんなが１回笑ったかたち。１食１５０円くらいで子ども食堂の食事がまかなえるので、およそ７００食の寄付を集められた」
1年4組の生徒「休み時間にみんなでここに座ってスマイル貯めて遊んでるよね。みんなで４０００回目指してる」
生徒「自分はもともと笑顔が苦手だったんですけど、スマイラルをやっているうちに自分も笑顔になってきてすごい明るくなったなという気がします」
生徒「笑顔になったら募金できるので、沢山の人が参加してくれるから沢山寄付が集まって幸せな人が増えていて心が温かくなりました」
気になる寄付金の原資はというと、事業に賛同した企業からの支援金を活用しています！
山城アナウンサー「企業ロゴが定期的に表示されるようになっているんです」
笑顔が増えれば増えるほど、寄付金としてが還元される仕組み。県内ではまだ始まったばかりで、今後の展開に注目です！
生徒たちが市内のこども食堂へ寄付することを決めたそうで、実際に食堂へ行って食材運びから調理まで行うこともあるそうです。
現在、浦添市や豊見城市などの学校でも導入が進められていて県内全域で笑顔で寄付をする文化が根付いていくといいですね！
現在、県外企業からの支援金で運営しているそうでアプリを開発したOne Smile Foundationの辻代表は「県内企業にも積極的に参加していただける仕組みをつくりたい」と意気込んでいました！
ちなみに、午後５時前までで２３３４スマイルをカウントしたそうです！以上注目ビズでした！
