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確認できた課題について全体で共有し改善しながら万が一に供えるということです。2月25日に那覇港で旅客船の火災を想定した訓練が行われ、関係機関が連携や対応を確認しました。

この訓練は、第十一管区海上保安本部と大規模災害が発生した際に連携して対応にあたる消防や警察、医療チーム・沖縄DMATがそれぞれの役割を確認するために実施しました。

トリアージの様子「この方大腿骨骨折疑い」「こちらの方は?」「トリアージ中です」

訓練には、およそ50人が参加し、出航前の旅客船の機関室から出火した想定で行われ、消防と海保が船内の状況を共有し迅速な救助につなげます。

現場の隊員や医師が船内から助け出された乗員・乗客24人を緊急で治療が必要か判断するトリアージを行い、必要性が高い順から病院に搬送するなど、それぞれの対応を確認していました。

第十一管区海上保安本部・警備救難部救難課の森本幸将課長は「連携するうえでは、常日頃からのコミュニケーションが重要になってくると思いますので今回改めて連携をとらせていただいてお互いの強みというところが理解できたかと思いますので、引き続き、連携強化に努めていきたいと思います」と述べました。

訓練でみえた課題は、全体で共有され、改善していきながら万が一に備えるということです。