今、浦添市美術館で開かれているMozuミニチュア展。毎週末多くの人で賑わっています。日常の風景をリアルに表現した作品に訪れた人は、思わず息をのんでしまうほど。もうすでに会場へ行った人もまだの人もすぐに行きたくなる楽しみ方を山城アナウンサーが体験してきました。
山城アナウンサー「『Mozuミニチュア展ようこそ、ちいさな世界へ』では、まるで本当に小人が暮らしているかのようなリアルなミニチュア作品が並んでいます。実は、あるアイテムを使うと、さらに驚きの発見があるんです。それがこちら!虫眼鏡です!」
最初に向かったのは、「こびとの階段」です。コンセントの横に ひっそりとあります!ありました!ちょっと見逃しそうですが、これがこびとの階段です。ものすごくリアルに作られていますね。上でこびとたちがのぼって集まっているかもしれないですね。
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壁側に取り付けられた小さな木の階段。虫眼鏡でよく見ると、手すりや段差の質感まで本物そっくりです。その横には、こびとのトイレが!トイレットペーパーまでほんと精巧に作られていて誰もこのトイレを使えないのがちょっと悲しいです。
山城アナウンサー「トイレの中を見てみると観葉植物だったり私の家よりも物がありますね。あっカレンダーが1月のままになっている!めくってあげたーい!」
トイレのメイキング映像では小さなトイレットペーパーをぐるぐるに巻きつけ、一つひとつ手作業で行っています。ディスプレイ用の雑貨もこんな風に!トイレの中までユーモアとリアリティが詰まっているのです。
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次に向かったのは「こびとの旅館」。よく見ると外の風景が変わるんです。テーブルの上にトランプがあるんですけど、下にも落ちていますね。
目の前にあるのは小さな作品ですが、その奥には無限のストーリーが感じられます。
来場者「電気を使ってライトが入っているものあったり、すごい繊細につくっているものあったのでとても面白かったです」
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来場者「見ていても楽しいしどうやったらできるんだろうと、なんか思ったりとか大変だったんだろうなとかいろんな感情が出てきました。自分が小さくなったらこんな感じの部屋とか行ってみたいな」
来場者「たのしかった!」
来場者「子どもと一緒に楽しめて楽しい」
この展覧会では、ミニチュアの世界に入り込んだかのような写真が撮れるフォトスポットもあります。
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山城アナウンサー「Mozuミニチュア展を楽しむもう一つの秘策、それは、平日がおすすめです。一つ一つの作品をじっくりと楽しむことができますよ。」
Mozuさんのトリックラクガキは、2024年度の小学校の算数の教科書の表紙にもなっていて、子どもたちにとってはさらに、親しみを感じそうです。
Mozuさんの作品の魅力。それは、リアルさだけではなく「気づかない場所にこそ、面白さが隠されている」という仕掛けがたくさんちりばめられています。
Mozuミニチュア展は3月9日まで浦添市美術館で開かれています。大好評につき金土日、祝祭日は開館時間を延長しているということです。ただ、かなり混雑していいるそうなので平日がおすすめですよ!