Jリーグ・FC琉球が2025シーズンのホーム開幕戦を迎えました。
昨シーズンJ3 2シーズン目で14位に終わったFC琉球。今年こそのJ2再昇格への決意を胸に、本拠地・タピック県総ひやごんスタジアムでのホーム開幕戦に臨みました。
昨シーズンJ3 6位・FC大阪との対戦です。
序盤、FC琉球は相手の攻撃にペースを崩されますが、強いプレッシャーでシュートまではさせません。FC琉球に決定機が訪れたのは前半22分、荒木遼太(あらき・りょうた)のシュートを相手キーパーが弾くと、藤春廣輝(ふじはる・ひろき)がシュート!
今シーズンのチーム初得点、と思われましたが、まさかのハンドの判定でノーゴール。得点は幻となってしまいます。
FC琉球は、その後も次々とシュートを放ち、ゴールを狙うも、得点ならず。そのまま0対0で前半を折り返します。

後半に訪れたピンチ。J1・東京ヴェルディから移籍の26歳、GK佐藤久弥(さとう・ひさや)は、ゴール前の攻防で冷静にボールをクリア。好セーブでチームを救います。
しかし、後半33分。ゴール前でFC大阪にフリーキックを与えると、佐藤諒(さとう・りょう)が狙いすましたシュート。先制点を許してしまいます。
追いかける展開になったFC琉球はその後、縦のロングパスからチャンスの場面が訪れますが、これを掴み切ることが出来ません。アディショナルタイムに佐藤祐太(さとう・ゆうた)が藤春の前にボールを落としますが、一歩及びません。
試合はこのまま0対1で終了。FC琉球はホーム開幕戦を勝利で飾ることが出来ませんでした。
この試合、打ったシュートの数はFC大阪の9本に対し、FC琉球は4本とチャンスをなかなか作れませんでした。
平川監督は「チームの完成度は50%くらいで、迫力がある攻撃がまだできていない」と話していました。
まだ今シーズンはチーム初得点が生まれていません。誰が今年最初のゴールを決めるでしょうか。
今週土曜日、3月1日に福島ユナイテッドFC(昨シーズンJ3・5位 今季初勝利を目指す)とホームで対戦します。
