※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

那覇地検は元運転手の女性への、強制わいせつの容疑で書類送検されていた南城市の古謝景春市長を嫌疑不十分で不起訴処分としました。

不起訴にした理由について那覇地検は「犯罪の成立を認めることは困難であると判断した」と説明しました。

南城市の古謝市長は、公用車の中で当時、運転手だった女性にわいせつな行為をした疑いで、県警が、起訴を求める「厳重処分」の意見を付け書類送検していました。

また、市長の家族が被害女性を告発していた虚偽告訴罪についても、地検は「嫌疑不十分」の意見を付けて不訴処分としました。

不起訴処分の発表について那覇地検の小玉大輔次席検事は「県内の関心がきわめて高い状況などに照らすと、不起訴処分の理由についても一定の範囲で明らかにする必要があると判断した」としています。