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訓練は、2025年3月7日までで沖縄や九州で行われます。離島への上陸など水陸両用作戦の日米共同訓練が2025年2月19日から始まり、金武町のキャンプ・ハンセンで開始式が行なわれました。
射撃訓練の音が鳴り響く金武町のキャンプハンセンで、2025年2月19日から始まったのは「アイアン・フィスト」と呼ばれる共同訓練で、自衛隊からいわゆる「日本版海兵隊」の陸自の水陸機動団などおよそ1300人、アメリカ軍側が沖縄に駐留する海兵隊の第3海兵遠征軍などおよそ2700人が参加します。
式典では、陸上自衛隊とアメリカ海兵隊の指揮官が訓示し、日米の抑止力の重要性を強調しました。陸自水陸機動団・北島一団長は「日米共同の抑止力・対処力を強化することが求められている。とりわけ島しょ防衛能力の強化は喫緊の課題である」と述べました。
米海兵隊第3海兵遠征旅団のトレバー・ホール司令官は「日米同盟は平和と安全を支えており、第3海兵遠征軍と自衛隊の協力関係はその基盤だ」と述べました。式典には、自衛隊側とアメリカ軍側合わせて、250人が参加したほか、オブザーバー参加しているイギリス兵の姿もありました。
訓練は、2025年3月7日までの予定で、県は、県民生活の影響の最小化や自治体への情報提供などを防衛局に求めています。