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旧暦の1月20日の17日、城辺の比嘉集落では伝統行事の旧二十日正月が行われ2頭の獅子が集落の厄を払いました。

旧二十日正月は、明治時代に土地の所有をめぐり士族と平民が争い、その後和解した日が旧暦の1月20日だったことからこの日を記念して大正時代に始まったといわれています。

旧二十日正月は、地域の人たちが2頭の獅子を先頭にかつて村番所だった比嘉地域総合施設の周りを3周して厄を払いました。そして獅子を載せた軽トラックは、集落をまわったあと新たに購入した重機やリフォームした建物の厄払いをしました。

リフォームした住宅の厄払いをしてもらった人は「比嘉の一員としてがんばっていきます、きょうはお祓いしてくださってありがとうございました」と話していました。

下地明自治会長は「歴史ある比嘉の大行事ですので絶やさず、後継者に継承しながらずっと行ければと思っています」と述べました。

集落内の無病息災を祈願した一行は最後にクイチャーを踊り地域の厄払いを終えました。