※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
県内の保育園グループが虚偽の報告をするなどして補助金など、約1億3千万円を不正受給していたことが分かりました。
不正受給が確認されたのは、宜野湾市や浦添市、那覇市にあるライオンの子保育園グループの5園です。
宜野湾市などによりますとグループ7園に2024年から実施していた特別指導監査などの結果、5園であわせて1億3千万円程の補助金や給付金の不正受給が明らかになったということです。
この保育園グループでは勤務実態のない職員を配置しているように見せかけていたほか、職員の出勤簿やシフト表などを捏造していたとが分かっています。
市はそれぞれの園に対し、不正受給分に加算金などをあわせた返還額を通知していて、刑事告訴も検討しているとしています。
宜野湾市と浦添市の3園については2025年3月から1年間、新規入園を停止させる行政処分が課される見通しです。
また、関係者によると、グループが運営する別の2園でも少なくとも1千万円以上の不正受給があるとみられています。
グループではこれまで、代表者の男性が辞任するなどしていて、QABの取材に対し「保護者にしっかり説明していきたい」とコメントしています。